ロウドリップから独立した人が立ち上げたお店で今や老舗で打ち出すスタイルは全くブレない
バックトゥーザベーシック
昔ロウドリップ超行ってた
ファッションコンシャスなスタイルの反動と言うのは原宿を歩いている人を見ていてもここ2年ぐらい強く感じていて
若くてお洒落だなって自分が思う人程なんて事ない普通の服を着ていてブランドがどうとか言う事ではなくサイジングとスタイリングを意識している人の方が断然今っぽい
モードファッションに対してアンチというかメジャーなハイブランドは別として、それっぽいだけの服が欲しいとか着たいと言う対象に全然なっていないと言うことだと感じる
生産が上手な振り屋さんにお願いして日本の生地を使って国内で縫えば誰がやってもそれなりの物が出来て
それっぽい物をそれっぽく売ってるだけ
それが大体のブランド
製品見れば、この製品はファッションの上積みをすくっただけの物だなって自分が思う製品をファッションを仕事にしてる人程、有難がっていて、別に皮肉でも何でもなく純粋だなーって思ってしまう
生地値、縫製加工賃、原価率から導き出した数学っぽいブランドって全然ファッションとは別物だと思う
製品だけに焦点を当てた物、何年代のサンプルと全く同じ仕様で、何の生地をオリジナルで再現したとかオタクっぽい物
自分は元々そっちのオタク側の人間だった
そういう物作りをしている人を尊敬もしてるけどオタクっぽさもファッションとは何か違う様な気もする
寧ろファッションを仕事にしてない人の方が何に価値があるかを感覚で感じているのかなって思う
お客さんの方がずっと賢い
プロップスストアはそう言った今の空気感を凄く捉えてる
昔からあったお店だけども早い人達がこのお店のディレクションに追いついた感
商品は海外のオーセンティッククロージングが中心
裏毛であればチャンピョン、プロッパーの軍パン、
オリジナルにないグレー系の色のがイケてる
今履きたいパンツNO3
アウターだとバブアーのオイルドコートやミリタリーのゴアテックスのジャケット
カルバンクラインのデニムとかもあったりなかったり
入り口近くにあるメキシカンアクセサリー、パック入りの下着、後はサコッシュやバッグ類も他のお店にはないセレクト
オレはファッションに手間なんて掛けなくて良いと思ってる
押し付けが強い物に対して誰も興味なんて持たないし
だからファッションの敷居を下げてファッションを楽しむ人口を増やす様な活動をしている人達が必要だと思うし、自分もそうなりたかった
けど無理
それやる方が難しい
自分が集客の為に文書ベースで無理なく発進を続けられる事だとお店のリコメンドって思ってやっている
結局ニッチな事になってしまった
ただ書くからには、自分も製品を作って矢面に立たないとフェアじゃないから自分も製品を作って発進して販売して苦悩する
そしてとても苦悩してる
こんなに大変って事もやってみて分かった
全然自分がプレイヤーとは言えないけど安全圏からゴニョゴニョ言うのって誰でも出来るので
メンズ、ウィメンズ
ハイブランド、ファストファッション
アメリカ、イギリス、フランス、日本、
モード、リアルクローズ、ストリート、古着、
1つ1つの奥行きがハッキリ言って僕にはないけど
逆に間口を広さが人と差別化できる所かと思ってる
自分が出来る事から楽しみながら今年もやっていきますよ

コメント