普段着

古着

これまで買って着てきた服は古着とストリートウェアとモード。

古着はアメリカからヨーロッパ、詳細が不明な物まで気に入ればなんでも。

ストリートウェアは古典的なストリートブランドも勿論好きだったし、裏原ファッションに影響を受けたブランドのモード感のある物にも夢中だった。

モードやコレクションブランドはニューヨーク、ロンドン、ミラノ、パリ等、どこの国のブランドにも興味があった。

買ったからには着たいのでテイストが離れた物同士を無理矢理、合わせて着る。それが楽しかった。

やりたい事が多過ぎて埒があかないと言った感じ。当時は髪型がショートアフロだったのもあり、意味が分からない人。

大体10年ぐらいは時間さえあれば服を見てた。   午前からオープンする百貨店を見て移動して終電を過ぎてもやっている古着屋を回るコース。    ひたすら回った。

営業で外回りの時もやたら新宿を通る様にスケジュールを組んで伊勢丹に行ったりアポイントの間に10分でも時間があれば近くにあるお店を見ていた。

ファッションショーもインターネットで見る事が出来たから電車の中でも見てた。

けど、しばらく全然見てなくて、去年も一回も見てない。  今はモードに感心がない。

年に一度ぐらいお店で見るか見ないかぐらい。また興味が出たらで良いかな。

製品だけで言えばデザインは出尽くして新しいデザインは無いと思う。   

色々着たけど、今は別になんて事もない古着を着てる。     

ここ何年かは古着が1番面白い。

コレクションブランドのデザイナーも昔の服から着想を得てそれが新しい物としてまた消費される。

歩いている人を見て良いなって僕が感じる人って別にブランドとか希少なアイテムを着ているとかではなくてキャラが立ってる人。

どこにでもある服だけど合わせ方や雰囲気に少し違和感がある人に目が行く。狙ってやってるか分からないけど。

写真で着ているコートは古着のショールカラーのコートを裏返して着ている。  コートはオーバーサイズで着る事が多い。

ライトグレーのロングコートを探していたらダブルフェイスでバイカラーのを見つけて裏の色だったら良いのにと思って裏返して着てみたら意外にアリと思って買ってみた。

パンツはリーバイスの511を細く直してもらって裾にファスナーを付けてもらった。

甲の高さのある靴に長めに取った裾を被せてファスナーを開けて履くのが気分だった。

このパンツのシルエットはもう飽きてる。 髪が邪魔な時はよく頭に手ぬぐいを巻いてる。

メンズのファッションはスタイリングに一定のルールがある。    このアイテムにはこのぐらいのサイズのこれ。みたいな。

何回かやってみたけど別に僕がやらなくてもいいやと思った。

無しとされていた着こなしが時間を経て、ありになったり、その逆もしかりで時代時代で変わる価値観。

別に神聖な物じゃない。

服を着る目的は人それぞれあると思うけど、僕はその時の気分。

ダサいね  って言われる事。

オシャレですね  って言われる事。

どっちも全然気にしてない。

暑さと寒さと気分。      それだけ。

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